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2009年04月 アーカイブ

2009年04月21日

かいじゅうたちのいるところ

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子どもだけではなく大人も楽しめる数少ない作品である。
もしこの作品を楽しめなければ、それは読者が童心を忘れて久しいことを示すなによりの証拠だ。

主人公のマックスは、オオカミの着ぐるみを着てやったいたずらの罰に、夕食ぬきで寝室へ追いやられる。
ところがびっくり。
部屋はいつの間にか森になりマックスはそこで思う存分あばれ、遊びはじめる。
センダックのカラーイラストは美しい。
おそらく彼の作品の中で最高のできであり、読者はページをめくるごとに新しい驚きに包まれる。

不格好なパーツをそなえた体、大きすぎる目、といった野生の生きものたちはかたや震え上がるほど恐ろしげに見えると思えば、とてつもなくユーモラスで快活な姿でページに登場したりもする。


絵は本当に素敵です。
また、話も非常に奥が深い話なので、
大人も十分楽しめます。
冒険の世界へトリップできます。

まよなかのだいどころ

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自分はコミック・アーティストではなく、イラストレーターだと主張するモーリス・センダック。
それでも、『In the Night Kitchen』(邦題『まよなかのだいどころ』)といった作品など、コミック的な要素がたっぷりと含まれた作品も存在することは否定できない。

コマからコマへ自由自在に飛び回る主人公の男の子。
夢の中でパン屋の台所をおとずれた主人公の様子をみごとに描き出した本書は、複数のコマ使いとイラストにぴったりの手書き文字で構成されている。


子供の心をとらえて離さないような魅力のある本です。
独特な世界観も魅力なのかも知れません。
子供の頃は誰しも持っていたような「何か」を忘れてはならないな、
という気持ちにさせてくれます。

ロージーちゃんのひみつ

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子供の頃読んで、非常に大好きだった本です。

主人公のロージーはいろんなものに一瞬でなってしまいます。
たしかに、子どもってそうだよなぁ!と思わずうなってしまいます。

センダックが子どもの絵をスケッチしてからできた、
という話だそうです。

まどのそとのそのまたむこう

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アイダはゴブリンにさらわれた妹を取り返しに、
まどのそとのそのまたむこうへ出ていきました。
パパが不在の間の少女の内面を見事にイメージ化した絵本。


独特な感じの世界観が描かれています。
おそらくユダヤ系コミュニティですごしたであろう、
宗教的な背景を感じさせます。
幻想的な感じが強い作品です。

うさぎさんてつだってほしいの

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女の子が、お母さんへのプレゼントを、うさぎさんに手伝ってもらって探します。
赤いもの、黄色いもの、緑のもの、青いもの。

ストーリーは単純ですが、可愛いだけのファンタジー絵本でないことは、「うさぎさん」が小さな可愛いウサギちゃんとして描かれていないことからも明らかだと思います。
「うさぎさん」は女の子の恋の対象のようです。

センダックの絵の美しさはもちろんですが、
何よりもストーリーにも心惹かれました。
ちょっと甘酸っぱいような話ですが、
子供にも楽しく読めるのではないでしょうか。

マミー?

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ラインハートによるしかけがしてあります。

しかけの特徴はおそらく動きにあるかと思います。

他のしかけ絵本にはない楽しさがあるように思います。
センダックの絵も素敵です。

すばらしい絵本です!

夜、空をとぶ

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森のはずれのおおきなヤナギの木のある家に、デイヴィッドという少年が住んでいる。
「夜になるとデイヴィッドは、空をとぶことができました。

昼のあいだは、飛べないのです。
自分が飛べるということを思いだすこともありません。

詩人ジャレルの遺した最後の子どもの本である『夜、空をとぶ』は、センダックの「もっとも真摯でもっとも冴えわたった世界」を具現した絵本の代表作の1つでもある。
夜にだけ空をとべる少年は、月の光のなかになにを見、なにを発見したか?

森のフクロウは、少年になにを教えてくれたか?
子どもも大人も1度読んだら忘れられない、詩的ミステリーにみちた絵本の傑作。


センダックの絵本は著者がかわるとだいぶ印象が変わります。
せつなさや郷愁、浮遊感が漂う、不思議な絵本です。